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ひざの痛み、変形性膝関節症に対して意外な手段で痛み解消へ導く方法を解説

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「こちらは膝の痛みもみてくれる接骨院ですか?」

そう尋ねてくださり院のドアを開けてくださった女性の患者さん。長年ひざの痛みや腰が曲がっているために腰痛で困っている様子がうかがえました。

若いころからの仕事の影響で腰も無理がかかり曲がってしまって伸ばしにくいし動くのが億劫なのと、変形性膝関節症と病院では診断されて痛み止めやロキソニンの湿布は飲んだり貼ったりして過ごしてきたが何ともならなくなってきてチラシをきっかけに当院を探されて足を運んでくださったようでした。

膝の変形による痛みで歩くことに悩んでいたり家の中での生活も満足にできずあまり動かず過ごしている方は、この患者さんのように多いのではないでしょうか?

施術者として手による施術で固まった筋肉や関節の動きを改善させる、普段の生活の中で使わなくなり機能低下してしまっている筋肉を促通させる運動を行うことも当然しておりますし重要なことですが、時間がかかることも多いですし足の機能低下や歩行動作の中で関節や筋肉に負担をかけて痛みを出している場合歩行そのものをサポートしなくては、どれだけ施術をこちらが頑張ったとしても患者さん自身の動きでまた調子を悪くしてしまっていることも多いです。

多くの方が悩まれている変形性膝関節症により膝の痛みに対してこちらの患者さんに当院がどのような対処をしたのかも解説していきます。

患者さんの膝や腰の状態

今まで通院されていた整形外科では変形性膝関節症の診断をされておりロキソニンの湿布と痛み止めの薬だけの処方だったようで、リハビリの治療内容のものは指導されてはいないのと病院内のリハビリ室への誘導も特別言われていなかったみたいでした。

腰は若いころの仕事の影響で高所での作業をされていたことがあり、そこから転落したことがあるようで尻もちをついたりして仙骨や骨盤の関節に負担をかけてきた経緯があり脊柱が後湾して丸まっている状態でした。

ひざは両方とも痛みがあり特に左ひざが変形や痛みが顕著でした。左膝関節は関節の可動域が狭く屈曲と言い、曲げる方は直角くらいまでしか曲げれない状態で伸展(伸ばすほう)は伸ばしきることができず常に膝を曲げている状態で固定されていました。

この状態で普段歩かれているとひざの構造上、靭帯や半月板、軟部組織などに負担が掛かり続けているので痛みが軽減しないし関節の破壊が知らぬ間に進行していく可能性が高いです。

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意外な膝の痛みや変形を引き起こす原因

「なぜ膝がこんなに変形してきてしまったのだろう?」

このように質問を受けることも多いですが原因としてはいろいろ考えられます。よく患者さん自身が言われることやお医者さんから言われたことなどでいうと筋力低下や加齢のせい、体重増加、軟骨がすり減ってきたからなどいろんなことを仰います。これらも確かに膝関節の痛みや変形性膝関節症を誘発させる因子です。

一番原因として多いと感じるのが膝関節に正しく負荷をかけれず間違った関節の使い方をして、外力が一部分にかかりすぎていくために関節の変形が進行していくことであろうと思います。そしてそうさせる原因の原因に足部のオーバープロネーション(過回内)というものがあります。

足部過回内とは過去のブログにも書いていますがかかとが内側に倒れこんで偏平足のように見える状態の事です。この状態になると歩行の時に着地したときに正しい力の流れを作れず関節の動作や筋肉の働きも間違った動作や機能低下を起こします。その足部の過回内で機能低下した動きの結果膝関節に負担が掛かることとして代表的なものが内反モーメントと呼ばれる力のかかり方です。

足部過回内となることで足首が安定せず膝関節がぶれるような力が加わり結果膝関節の変形を誘発させやすくなります。

一般的な病院や治療院で行われる治療法

病院の場合

  1. 痛み止めの注射、ヒアルロン酸をひざ関節に注射
  2. 痛み止めの飲み薬や湿布
  3. 低周波などの電気治療や手技によりリハビリ、運動療法

接骨院などの場合

  1. 手技による筋肉を緩めたり手法
  2. 運動療法
  3. 電気治療、温熱療法など

患者さんからよく聞かれる一般的な治療法はこのような処方が多いと思われます。

ちなみにこのように記事を書いていますが病院のことも他の接骨院や鍼灸院のこともこれらの治療法のことも否定したり批判する気持ちは全くありません。当院も接骨院ですのでこの患者さんの膝の状態を改善させるために最初は筋肉を緩めたり、関節運動を促したり柔軟性を良くして軟部組織の滑走をよくするために超音波や電気治療も行っています。

膝関節の状態によっては病院で水を抜いてもらった方が症状改善のために早かったり痛みのコントロールのために、痛み止めも必要なことも当然あります。

ただこれらの施術法や病院での治療法だけでは足部過回内からくる膝の痛みや変形性膝関節症による歩行の問題を解決しにくいのも事実です。

では当院では手技や電気治療、運動療法以外に何をこの患者さんに提供して痛みや膝の変形による歩行の問題を改善に導くようにしたのかを解説します。

 

歩行中の膝の痛みを靴とインソールでサポート

※お客様の感想であり、効果を保証するものではありません。

こちらの動画を見ていただくと歩行の時に膝が伸びていないため左ひざの接地時間が短く、着地の際に膝が外側に流れるような関節の使い方になっています。

これが変形性膝関節症の方に起こりやすい内反モーメントの力が働いてしまっている状態です。腰椎自体も後湾しているため股関節の伸展が効かせにくいため前に進む推進力が生み出せず歩行が遅くなり、それがまた膝関節に重心がのっている時間を長くして関節に負担をかけるといった悪循環になります。

左ひざの接地を補うように右足で蹴りだそうとしていますが右足の筋肉にも負担をかけて、疲れやすくなってそれも歩くことの邪魔をしてしまう要因になります。

この歩行中の膝の痛みの問題に歩行のサポートするような機能性の良い靴と足部矯正のインソールを合わせて処方しました。

※お客様の感想であり、効果を保証するものではありません。

インソールと機能性の良い靴で歩行中の足部の機能をサポートして左ひざの内反モーメントの外力がかかりにくくなるようにしています。

膝の変形による伸展可動域の制限で推進力が出にくい部分はインソールのかかとにパッドを貼って、高い所から物が転がるような力の働きを作り歩行がスムーズにいくように調整してます。

このような処方をすることで膝に余計な負担をかけない動作をしてもらい、変形の進行防止と歩行中の膝の痛みの軽減をねらいました。

他の施術と靴・インソールの処方をしてみた結果

来院された当初は膝の可動域制限も強くこの動画を撮った時よりもひざを曲げた状態で歩いていたり腰も曲げている状態でした。

来院して2~3回目に実は一度靴とインソールを試しに処方して歩いてみてもらっていたのですが、膝の制限が強すぎて靴やインソールによる歩行の改善にご自身の体が追い付いてきていないので痛みを感じてしまう状況になったのでしばらくは関節や筋肉の施術に専念しました。

電気治療や超音波治療、手技による施術で改善できる範囲で膝や股関節の可動範囲を増すように施術し、関節の問題からくる痛みの軽減をしました。それを行うことでお友達やご家族から腰が「シャキッとしてきたんじゃない?」と言われたり「散歩や家の中での作業で移動するとき痛みを感じる程度が減ってきた」と嬉しいお言葉をいただけましたが、やはりお散歩や買い物で長く歩くような機会があると左ひざに痛みが出てつらくなるのはあるのでそのタイミングで靴とインソールの提案をして処方しました。

元は婦人用の柔らかい靴を履いていらっしゃったので自分の足の崩れを抑えることができなかったのですが、足元を支えられることでまっすぐ進むための力が働きやすくなって内反モーメントのように膝関節が横にぶれる働きも抑えられるので自然と足が運びやすくなって歩くのが手技や運動だけの施術よりも、楽に歩けるようでした。

まとめ

膝の痛みや変形性膝関節症の施術となると筋肉をほぐす、薬や注射、運動の手段が一般的ですが当院は筋肉や骨格だけでなくモノを見直すことで、日常生活や歩行時の痛みを解消できるようにサポートをしています。

膝の痛みは明らかな原因があってなるものばかりではないことも多いです。だんだんと膝の変形が起きてきたと言われることがとても多いですが怪我などの原因やきっかけはありますか?と聞くとほとんど特にきっかけはわからないと言われます。歩きながら痛くなってきたものは歩きを変えていくことで関節や筋肉などを守っていくことが大事です。

こちらの患者さんも家族のためにお買い物によく出かけたりお友達に誘われて、お散歩を続けているのですが友達との交流や家族に迷惑をかけないように自分のことは自分でできるようにしたいと要望があるのでご希望に添えるように今後もサポートしていきます。

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店舗情報

店舗名

あしみる接骨院・整体院

代表

田中 英一(たなか ひでかず)

住所

〒503-0994
岐阜県大垣市綾野町3504番地227
駐車場あり
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